おはよう台湾

おはようから台湾まで

すき家の牛丼

 

すき家の牛丼です。

 

職場の近くすき家がある。

毎日昼頃になると、誰からともなく

「我們今天要吃什麼呢~??(今日何食べる~?)」

という声が上がる。

「麵? 飯?(麵?ご飯?)」

と更に誰かが尋ねる。

そうすると、一週間に一度は、

「我想吃牛丼…(牛丼食べたい…)」

という声が上がる。

で、誰かがすき家にみんなの分の牛丼を買いに行く訳だ。

 

普段わたしは牛丼並と温泉卵(あわせて89元)を注文するのだが、

今日は何をとち狂ったか、同僚の「キムチ牛丼にチーズ足したらめっちゃ美味しそうじゃない!?」という言葉に惑わされて、うっかりキムチ牛丼と単品でチーズを注文してしまった(134元)。

 

結果から言えばとっても美味しかった。

チーズの濃厚さ、キムチの辛さ、牛丼の具の甘辛さ。何気に上手いことバランスが取れている味になるのだ。たっぷりのチーズに牛丼の汁を存分に吸った炭水化物。罪作りな味である。

ところが食べ終える頃にはもう、最初の一口目の「あ、美味しいじゃん」という感動は消え失せ、味の濃さに苦戦することになった。

一口食べては携帯を触りながら深呼吸である。味が濃いし満腹感もすごい。

 

道を誤るというのは、ほんの些細なことがきっかけなのだ。今日は同僚の「キムチ牛丼にチーズ足したらめっちゃ美味しそうじゃない!?」の一言にまんまと踊らされ、踊るがまま道を外れていってしまったのだ。

何とか食べ終えたキムチチーズ牛丼。確かに君はとても美味しくて、更には食べる前から美味しい想像を掻き立ててくるのだけれど、あまりに(カロリーが)大きすぎる相手だった。

 

ちなみに、すき家でコロッケを注文すると、完全に無味の冷凍コロッケが出てくるので全くお勧め出来ない。どうしても食べたい方が居れば、わたしは実食したその反応の見たさに喜んでお連れしようと思うのでぜひお声がけ頂きたい。どうぞよろしくお願いします。