おはよう台湾

おはようから台湾まで

ぎゅーぎゅーの牛肉炒飯

 ぎゅーぎゅーの牛肉炒飯です。

 

今日のお昼ごはんはぎゅーぎゅーに押し詰められた牛肉炒飯。

台湾でまずい炒飯に出会うって結構難しくて、どこで食べてもそこそこ美味しい。恐らく日本人の口に合うんだと思う。

炒飯だけは高級店で食べようが、そこらへんの露店で食べようが、遜色なくおいしいものを食べられると思う。

わたしが一番好きなのは羊肉炒飯。次点でエビ炒飯。

ちなみに、「ぎゅーぎゅーの牛肉炒飯」がダジャレみたいになってることについさっき晩ごはんを食べた後に気づいたので、自分の日本語に対する感覚ってだいぶん弱ってしまっているんだなと改めて痛感した。

 

 アンガス牛のステーキです。

 

晩ごはんも牛肉を食べてしまった。

あんまり美味しくはなかったんだけど…。

「晩ごはん作るのめんどくさいし金曜日にまっすぐ家に帰りたくないよう」

って同僚に泣きついたら晩ごはんに付き合ってくれた。

わたしのとなりの席に座っている、ピアスの穴が9個も開いてて、歩き煙草が似合うピンクの髪のヤンキー女。

彼女がわたしの一番仲良しの同僚である。

確かわたしより2つほど年下で、でもとってもしっかりしてて、ヤンキーなのに優しくて、わたしの面倒をいつも看てくれる。

わたしが話す文法が崩壊した中国語を、彼女は卓越した想像力と理解力でわたしが何を言いたいのかすぐに察してくれて、正しい言い方を教えてくれたりもする。

彼女もそれを少し楽しんでいるように思える。

ある日わたしがチリトリがどこにあるか知りたくて、でもチリトリという単語を中国語で何と言えばいいのか分からなくて、「ねえねえ、ホウキの友達どこ?」と彼女に聞いたら抱腹絶倒していた。こういうわたしの変な説明や言葉を期待しているんだろうな。

 

彼女たちは、わたしがこの地で外国人である恐怖感みたいなものを忘れさせてくれる。

わたしは毎日、意外と愉快な日常を、この仲の良い同僚たちと結構楽しんでいる。